H様邸 改修工事④
2015年02月07日
前回の解体後の現場確認・検討会の結果をうけて、補強の方法や施工方法を
検討して、工事は次の段階へ・・・
当然、お客様に立ち会っていただいて、現状の確認・報告をさせていただきます。
今回は・・・・
なんと、土台の入っていいない部分(基礎の上に柱が直接乗っている状態)が
数か所ありました。
その部分には、新しく土台を入れなおして、その上に柱を建て直します。
上の写真は、土台を伏せた状態です。これで足元は、しっかりします。
新しい土台が入った現場をみて、なんだかホッとしました。
また、土壁部分では、土台を入れられない部分があるので、
まづは、足元を固定して、壁全体に構造用合板を貼って、耐力壁を
造っています。
足元をつないで、金物で補強。
柱と基礎を短冊金物でつなぎます。
基礎に穴をあけて、金物を止めるアンカーを打ち込み
短冊金物をしっかり固定します。
そして、全面に構造用合板を貼りこんで、耐力壁が完成。
どこの場所に、どのような方法・材料を使用して補強するかは、耐震診断をして
現場をしっかりと確認をしたうえで決定します。
この状況をお客様に報告し、現場を確認していただきます。
このような機会しかお家が、どうやってできているのか、どういう構造をしているか・・・って見る機会がないですから・・・・・
こういった大規模工事の場合は、耐震性・省エネ性などお家の性能をUPさせるチャンスです。見た目の綺麗さだけではなく、根本から見直して、安心して快適に、長くお住まいいただけるお家になるよう、ご提案させていただきます。
耐震診断も受け付けております。耐震補強工事もさせていただいております。
何なりと、ご相談ください。
営業部 吉田 忠史