リフォームお金道場 【其ノ壱】補助金
2020年05月09日
みなさまこんにちは、アドバイザーの藤村です。
こちらのコーナーでは資金計画や補助金など、ずばり「リフォームのお金」についてご案内させていただきたいと思います。
つたない情報ですが、みなさまのリフォームのお役に立てていただければ幸いです。
まずは、本題に入る前に、このコーナー開設のいきさつをご案内させていただきたいと思います。
(話が長くなるパターンですね。泣。どうかお付き合いをお願いいたします。)
創造工舎の「フラン」部門では、より専門的なリフォームのニーズにお応えすべく、アドバイザー、設計、工務(現場監督)の三者がチームを組み、一つのリフォーム現場に対応させていただいています。
その中の「アドアバイザー」の役割ですが、リフォーム全体のプロデュースと予算管理がその主な仕事で、社内では「営業」とも言われています。(「営業」としか言われていませんが…。汗。)
そうした立場上、お客様や社内からの「お金」に関する質問は「アドバイザー」に集中することになり、その時々で正解を模索しながら回答を行ってきました。
今回は、そうして受けてきた質問にお応えすべく、こちらのコーナー(リフォームお金道場)を開設させていただきました。
今まで役に立った、もしくはお客様から質問の多いことなどについてご案内させていただきたいと思いますので、よろしければ参考にして下さいませ!
さて、長い前置きが終わったところで、本題に入りたいと思います。
(お付き合いいただいたみなさまに感謝です!)
まずご案内させていただきたいのが、「リフォームの補助金」です。
リフォームをして補助金(○万円~○百万円)が出るとなれば、それが要らないとおっしゃられる方はおられるでしょうか?
あまりおられないと思います。
ところが実際には、リフォームの補助金についてご存知の方は少なく、それを活用される方はもっと少なくなります。
実に惜しい。せっかくの国や地方公共団体の施策なのに、これを使わない手はないだろう、と日々感じるばかりです。
そんな「リフォームの補助金」ですが、実はその補助金をうまく活用するためのポイントがあると思っています。
それは…、「時代背景及びリフォーム補助金のトレンドを理解する」ということです。
少し詳しくみていきましょう。
新耐震基準以前(1981年5月31日以前)に建てられた建物(令和2年5月9日現在、築39年以上)のリフォームが多い時期(建物が築25年から30年以上を迎える平成22年頃まで)には、耐震補強についての要素が多く盛り込まれた補助金が全盛でした。
実際、私が担当させていただいたお客様でも100万円を上回る補助金を受けられた方も何名かおられました。(別途申請費用が必要となりますので、正味の受け取り金額はご案内の金額を下まわります。)
ここ10年のトレンドは、なんといっても「省エネ」です。新築ではZEH仕様の住宅が人気を博し、その補助金についての情報は、業界紙においても当たり前の光景になってきました。
リフォームでも「省エネ」はトレンド中のトレンドで、地球環境問題から始まって「いかに日常のエネルギー消費を抑えるか」はもはやリフォームにおいても必須の課題になってきているのではないでしょうか。
(「省エネ」と合わせて「健康」にもスポットを当てた補助金の活用もさせていただきましたが、そちらはまた別の機会にご案内させていただたいと思います。)
そんなわけで、国や地方公共団体の補助金を使って、賢くリフォームするためには、現在の時代にあったリフォームを取り入れることが必須で、少し先を見据えたお客様の暮らしにもきっと役に立つ内容のリフォームになると思います。
ちなみに、国および地方公共団体の会計年度が始まるこの時期は、リフォームについての補助金情報がたくさん発信されます。そのなかでも代表的なものは地方公共団体が発行する「広報」です。
5月、6月頃には補助金情報が掲載されますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
今回はここまでです!!