Y様邸内部配管・断熱材工事
2013年03月04日
工務室の山浦です。
Y様邸の工事(既存建物一部解体後6畳増築し、浴室・洗面脱衣室・トイレを新設)の進行をお伝えします。
今回は内部の設備・大工工事の状況です。まずは、床下の配管設備の様子です。
浴室・洗面・洗濯機・トイレの給湯(オレンジ)・給水(水色)の配管ヘッダーです。
すぐ左側に点検口があるのですが、そこからメンテナンス・点検がしやすいような位置に全ての配管をまとめています。
下地材を貼ってしまうと存在が分からなくなるのですが、ヘッダーから各水栓に個別配管されるので、複数水栓を同時に使用しても圧力変化が少なく、安定した流量が確保できる優れものなのです。
その後、床・壁・天井に断熱材を入れていきました。
床には高性能フェノバボード45mmという断熱材を使用しています。
壁は、旭ファイバーグラス「アクリア」85mmという断熱材を使用。
天井は、旭ファイバーグラス「アクリアマット」155mmを使用。
これらの断熱材は、優れた断熱性能と安全性、環境性能で快適な住環境をつくってくれます。
冷暖房の節約で省エネにつながったり、シックハウス対策・防音・防湿といった面でも健康に配慮されているので快適に暮らせます。又、火に強く燃えにくい材質なので安心です。
せっかくリフォームするのですから、夏も冬も快適に暮らせる住まいづくりが大切です。
仕上げの大工工事に入りました。
床には下地材の構造用合板を貼って、壁・天井はボードを貼りました。
配管・断熱材は見えなくなりましたが、中でしっかりと快適住環境をつくってくれています。
山浦 昇一