快適に暮らせるトイレ環境
2013年01月13日
工務室の川島です。本年も工事のご紹介を沢山させていただけるように頑張ります。
本年もよろしくお願い致します。
年明け最初のご紹介は、２階の和室６畳のお部屋にトイレと手洗いを作る工事のお話しをさせて頂きます｡
お客様からのご要望は、年齢とともに夜1階までトイレに行くのが大変になってきたので、2階寝室の近くにトイレと手洗いをつくって欲しいとのことでした。
加齢とともにトイレは近くなります。真夜中に階段を降りて1階まで行くのは、ご高齢の方にしてみれば、たとえ階段に手摺りが付いていても大変危険で億劫なことです。
そこで、寝室の和室６畳のお部屋を一部間仕切り､そこにトイレと洗面所を設置することになりました。寝室とトイレは距離が近いほど理想です。
和室の角1.5畳分の所へ設置を決め、畳をめくり床の解体を行いました｡
そしてトイレ及び洗面の給水配管､排水配管を2階床より行います｡（１階天井はそのままです。)
1.5畳の真ん中に開口部(引戸)を設け､左側に洋式便器､右側に洗面台を設置しました｡和室からの入口の敷居もバリアフリーにしました｡
トイレだけのスペースを取るより、洗面のスペースを取ることで便器前の空間が空くので、出入りもスムーズで、たとえ介護が必要になったとしても十分スペースが確保されます。また、2階に洗面があることによって、ちょっとした洗い物や掃除に便利に使ってもらえると思います。
和室としてのお部屋は少し小さくなりましたが､夜のトイレの心配から開放されて、お客様も喜ばれていました。
家族が快適に暮らせる空間造りのお手伝いを、今年もスタッフ皆で力を合わせて頑張ってまいりたいと思います。
工務室 川島 三貴男
