N様邸 耐震改修工事②
2015年02月10日
耐震補強工事は、室内の仕上げに影響の少ない押入れや収納の内部に
施すことが多いです。
今回も、押入れの中で補強工事を行っています。
今回の補強は、「モイスかべつよし」を使っています。
こちらは、梁と柱の頭をつなぐ接合金物の取り付けです。
この金物もつける場所により、強さが違います。
こちらは、土台と柱をつなぐ接合金物の取り付け
モイスかべつよしの下地材の取り付け状況です。
これで下地の完成です。
次に耐震ボードを貼っていきます。この時は、ビスのピッチにも
指定がありますので、確認をしながら施工します。
前回にも書きましたが、今回は、自治体の耐震改修の補助金を利用しますので
事前に申請をして提出している計画通りに施工されているか役所の検査が入ります。
今回も2名来られて、図面通りの場所に施工されているのか・・・計画通りの材料を使用しているか・・・などのチェックを受けています。
検査も無事に終わり、次の工程へと進みます。
当然、必要な部分につきましては、写真を撮って工事完了してから、役所の方へ提出します。
今回の工事は、同じように「モイスかべつよし」を使っての補強が8か所
「コボット」を使っての補強が5か所 です。コボットは、外部から施工し、室内の壁を傷めない方法をとります。
耐震補強工事と一口に言いましても、いろいろな方法があります。そのお家にあった補強方法を考えて、ご提案をさせていただきます。
営業部 吉田 忠史