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あれから20年・・・・・

2015年01月17日

1995年1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部を震源として、マグニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生した「阪神・淡路大震災」から20年。

 

死者 : 6,434名、行方不明者 : 3名、負傷者 : 43,792名
住家被害 : 全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟
火災被害 : 全焼7,036棟、焼損棟数7,574棟、罹災世帯8,969世帯

(阪神・淡路大震災 資料より)

内陸直下型地震は、震源が比較的浅い分、被害が大きくなる特徴があります。特に、人口の密集している地域での直下型地震は、被害が大きくなります。

亡くなられた多くの方は、木造家屋が倒壊し、その家屋の下敷きになったことや、家具の転倒で下敷きになり圧死・窒息死が多かったようです。特に1階で就寝中に圧死した人が多かったと言われています。

震災後、住宅の倒壊原因を調べた結果、倒壊した住宅には、共通の原因が見つかりました。

その原因は、・・・・・

1:壁の量が足りない

2:壁の配置バランスが悪い

3:接合部が弱い

4:劣化している

の4つが主な原因でした。

言い換えれば、この4つの原因を少しでも改善することで、地震に対して強い住宅になるということです。しかし、ご自身でこれらの検査や診断をすることは、できませんよね。これらの検査や診断を実施するのが建築士や専門家が行う事になり、これらの検査や診断をすることを「耐震診断」と言います。その診断結果を基に、住宅の耐震性能を上げる「耐震補強」を行います。

 

わが社でも耐震診断・耐震改修を手掛けております。また、耐震勉強会を開催したりして、耐震の重要性を説明させていただいております。いつ発生するわからない大地震から一人でも多くの方の命を守りたい・地域に貢献したいという強い気持ちで取り組んでおります。最近では、市町村でも「耐震改修の補助金」制度を行っているところも多くあります。耐震診断について詳しくお聞きになりたい方、補助金について詳しくお聞きになりたい方は、いつでもご相談ください。

 

最後に、この地震でお亡くなりになられた多くの方々に黙とうをささげたいと思います。

 

営業部 吉田 忠史

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