夏のおすすめNo.1
2014年08月20日
皆様こんにちは。フランの藤村です。
お盆は過ぎましたが、まだまだ夏の日差しがギラギラと降り注いでいます。
そんななか、今回ご案内させていただきたいのが、「夏の快適&節約術」です。(すでにご存じの方もたくさんいるかもしれませんが・・・。)
今の時期、お客様とお話をさせていただいておりますと、どうしても夏の日差しや暑さのことに話題が集中します。
そこで、皆様からいただいたお話を参考に、一つにまとめさせていただいたのが、今回のブログ「夏の快適&節約術」の内容です。
すべて今年の夏にいただいたご意見ばかりですので、HOTな情報だと思っております。
では、では、本題に入ります。
いきなり結論ですが、おすすめNo.1の「夏の快適&節約術」は・・・
①大きな窓(掃出しなど)の外側にパーゴラなどの日除けを付け、降り注ぐ太陽の日差しをカットする。
※簾や日除けシートなどで代用してもよい。
②照り返しの日射を防ぐため、特に日差しがきつい方角に植物を植える。
※コンクリートなどで直接地面に植えるのが無理な場合はプランターなどを利用する。
以上の二点に尽きると思います。
ご存じの方からすれば、「なんだ、省エネの教科書の受け売りではないか!」と思われるでしょうが、実際に活用されている皆様のご意見をお聞きすると、上記の二つでかなり夏場の快適さがアップします。(もちろんお財布にもやさしいです。)
補足の説明をいたしますと、①のパーゴラなどの対策は「建物の外で日差しを遮る」という点で、非常に効果的な方法だといえます。
ただ、それを実践されている方は結構多く、「それでも暑い」というご意見を多く頂戴いたしました。
そのなかで、「涼しくなったよ」というご意見をいただいた方の多くが、グリーンカーテンなど植物を効果的に利用されていました。
実際に簾や葭簀に比べると体感温度はかなり下がるとのことで、グリーンカーテンの有効性を示しています。
今回②として「植物を植える」をあげさせていただきました理由が、そのボリューム感です。
グリーンカーテンは本当に素晴らしいと思います。思いますが、ボリュームのある樹木は更にその上の効果を発揮しているように感じるのです。
①の対策の欠点である「照り返しの日射が暑い」を根本的に解消するために、「(敷地的に可能であれば)南西側や西側にある程度の葉が茂る植物を植えることで①の欠点をカバーすること」が、理論通り有効な策なのでしょう。
実際、上記①②の条件に当てはまっているお客様のお家では、「日差しを遮りながらも窓からの見通しが良く、かつ心地よく風が入る。また、照り返しの暑さもさほど感じない。」という、とても「快適」な空間が実現されています。
そのスペースでは、四季折々の過ごし方をされているようで、またそれを維持する光熱費も限りなく0円に近いという、心の豊かさと経済的な効率を同時に実現した、本当の意味で贅沢な空間に仕上がっています。
と、いうわけで今回「夏の快適&節約術」として、上記①②の活用を強くおすすめさせていただいたのでした。皆様、ぜひお試し下さいませ。
以下では参考に、あるお客様宅で撮影させていただきました写真をご案内させていただきます。※上記のお客様とは別のお客様です。今回のテーマに合わせ、ご協力をお願いしました。
本日(8/20)、午後1時半頃の撮影です。
空らからは、容赦なく真夏の太陽が照りつけていました。
ダイニングの改装に合わせ、「パーゴラポーチ」を設置させていただきました。
夏の日射を遮っています。
-日射を遮った状態-
-日射が室内までとどいている状態ー
部屋内部の明るさも抑えられ、「以前に比べると、むっとした感じが少なくなった。」とおっしゃられていました。
窓を省エネタイプに交換しましたので、その効果もあると思います。
-日射を遮った状態-
-日射が室内までとどいている状態ー
「屋外側のポーチタイルに当たる日差し(日射)は、暑く感じる」とのことです。今後の対策を考えてゆきたいと思います。
-建物内への日射は遮っているが、照り返しで暑い-
南西にあるケヤキの木が日陰を作っています。
以前の工事の際に移植したため、元気がなくなっています。
枯れずに頑張って育ってほしいところです。
お客様へ。
写真撮影にご協力いただき、また貴重なご意見を下さいまして、まことにありがとうございました。いつもご愛顧いただきまして深く感謝しております。
以上、この夏に感じた藤村流「夏の快適&節約術」でした。
※省エネ分野の諸先輩方におかれましては、文章中に間違いや不適切な表現等があるかと思います。都度修正してゆきますので温かい目で見守って下さいませ。
フラン 藤村 忠司