漆塗り体験
2016年09月05日
こんにちは!
インターンシップ5日目です。今日は現場で漆塗り体験をさせて頂きました。
漆といえばお椀など食器類が思い浮かびあがりますが、地域によっては住宅の柱などに塗るそうです。
漆塗りといえどさまざまな手法がありますが、今回漆職人さんにご指導いただいたのはまず下地塗りで赤色の染料を塗ります。
今回は柱だけでなくカウンターとレンジフードも漆で塗るそうなんですが、
そのなかでも一番難しいレンジフードの下地塗りをしました。
壁側が狭く腕が入らなかったので塗るのにとても苦労しました。
その後シンナーで薄めた漆を塗ります。ムラなく刷毛で隅々まで!
そしてここが一番大切な工程!!
先ほど塗った漆を布で拭き取ります。ゴシゴシと拭き残しが無いようしっかりと!!
拭き取るときはじめは布がひっかかりますがだんだんスーっと布がなめらかに滑るようになります。ここでしっかりと拭き取らなかったら、後日漆が乾いたときそこだけ黒くなりムラができてしまいます。そうならないようにしっかり拭き取ります。
しかし、これがまた大変で腕をぷるぷるさせながらがんばって拭き取りました。
生まれてはじめての漆塗り体験でとても楽しかったです!
漆職人さんに漆についての知識、漆は湿度がないと乾かないなどなどを学びました。
めったにできない貴重な体験をさせて頂いてとても感謝しています。
残りのインターンシップも多くのことを学んでいきたいです。
畿央大学 インターンシップ生 藤田 笑美