大津祭り
2012年10月15日
先週の連休に、地元滋賀で開催される大津祭りに行ってきました。
大津祭りは、湖国三大祭のひとつで、江戸時代初め頃に起源をもつお祭りです。
小さい頃に一度宵宮に行っただけだったので、今回初めて本祭に行きました。
本祭では、13基の曳山が町を巡ります。
この道は京都へと続く道で、車や京阪電車の往来があります。
曳山の横を電車が通っていくのは、珍しい光景だなと思いました。
商店街のアーケードも行程に入っています。
町屋の中を曳山が通ると、とても風情がありました。
町屋の二階は曳山が見れるように、でしょうか、窓が大きく取られています。
この窓から曳山へと移れるようになっているようです。
また、屏風を飾って外から見えるようにされているところもありました。
各曳山には様々なからくりがあり、「所望」という場所で披露されます。
私が待っていた場所は、二ヶ所の所望が3m離れているだけだったので、
からくりを二回見る事ができました。
こちらは西王母山。
桃が二つに割れて、中から桃童子がでてきます。
動きがとてもかわいくて、私の中では大ヒットでした。
本祭の途中で昼休憩があるのですが、その間は道に曳山が並べられ、
近くで見る事ができます。
天井にも装飾が施されていて、とても豪華でした。
中には、重要文化財の織物を飾っている曳山もあります。
巡行中に、曳山からちまきと手拭いが撒かれるのですが、
運良くちまきが落ちてきました。
食べるものではなく厄除けとしてのちまきなので、
実家の玄関に飾っておきました。