田んぼを倉庫用の土地へ 盛土工事
2013年01月22日
工務室の川島です。
今回は、田んぼの一部を倉庫用地にする盛土工事を紹介させて頂きます。
盛土(もりど)とは・・・
盛土とは、土地に土を盛る(もる)ことです。土を盛る理由には下記が考えられます。
- 勾配のある土地を平坦にしたい
- 平坦な土地に勾配をつけたい
- 圧密沈下する地盤を一定の高さにするため
- 有害物質の封じ込め
今回は3.の「圧密沈下する地盤を一定の高さにするため」の盛土となります
盛土前の田んぼの状況です。
水が溜まっていますが施工前にポンプで排水を行いました。
表土(田んぼにあった土)を盛土をしない所に移動しました。
こちらは畑として活用していかれるそうです。
搬入した土を地盤改良材と撹拌し、良質な盛土を作ります。 田んぼはもともと水が溜まりやすいようになっているので、水はけを良く強い土地にするためにはこのように大量の土が必要になります。
そして整地を行い、ローラーで転圧、強度のある地盤を造りました。 その上に※クラッシャランを敷き詰め、ローラーで転圧して完成です。
※クラッシャランとは・・・岩石または玉石をクラッシャで割っただけで、ふるい分けをしていない砕石のことです。
ただ土を盛り上げただけでは、時が経つと地盤沈下が発生しやすくなります。そのためこの作業が大変重要となります。 これで大きいトラックでも安心して進入することができます。
このような工事も受け賜っております。どんなことでもご相談下さい。 工務室 川島 三貴男