「TDYリモデルスマイルコンテスト2019」窓・玄関・外回り部門にて
優秀賞を受賞いたしました。

先代から受け継がれた空間をすべて新しくするのではなく、先代やそこで育ったご主人やご兄弟の愛着を残しつつ修理再生し、さらに今住む人のお気に入りをふんだんに加えて憩いの空間にとリフォームさせていただきました。

本日はそのご報告を兼ねて、久しぶりにお邪魔させていただきました。
奥様がにこやかに玄関から出てこられて、玄関にはお香がたかれ、まるで料亭の玄関の様でした。

施工させていただいた応接間に通していただきますと、可愛らしいお雛様が迎えてくれました。

外は小雪もちらつく日でしたが、陽当りのよい応接間はぽかぽか陽気。
お茶をいただきながらその後のお話を伺いました。

もともとそこで育ったご家族ご親戚の反応は、ご家族はもちろんご親戚の方も「どこでリフォームしたの？」と聞いてくださるぐらい気に入っていただけたとお聞きしてほっと一安心。

ほかの方の反応については、ご高齢のお寺さんは手すりを自然と利用くださって喜ばれたり、お客様をお通しして時間も忘れておしゃべりしたり楽しんでいただいていて、いろいろとお声がけいただけるとのことでした。

そして奥様は、玄関や応接間に何かを飾ったり、お香を焚いたりと楽しみ。毎日必ずソファに座ってぼーっとする時間があり、それが活力になっていると何度もおっしゃってくださいました。

何より一番うれしく大切なことは、
「こうして両親からいただいたお雛様を飾り、先代が心を込めて守ってこられた家で、ぼーっと両親や先代に思いをはせることが、とっても素晴らしいことだなと思う。
これがリフォームでしかできない一番のことですね。
ありがとうございます。」
とおっしゃってくださったこと。

私たちもこれを忘れずにこれからも頑張っていこうと思いました。