O様邸改修工事④
2014年04月25日
工務室の山浦です。
O様邸の外部改修工事の紹介をさせていただきます。
塗装した屋根の、重なり部を縁切りしています。
なぜ屋根にわざわざ隙間を作っているのか?
不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。
屋根材は下から順々に重なり合っています。
雨が降ると、この重なり部分に毛細管現象が発生し、内部に水分が入り込みます。
板同士が塗料でくっついていると、この水分の出口がなくなり
内部の劣化を急速に早める結果となります。
つまり、縁切りを行うことで「水はけ」と「通気性」を確保しているのです。
タスペーサーという縁切りする部材もありますが
屋根の状態などを見ながら、どのような方法で縁切りするか検討します。
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工務室 山浦 昇一