F様邸増築工事②
2015年05月15日
こんにちは。工務室の川島です。
F様邸のリビング増築工事について続きをご紹介します。
前回は、基礎の地盤をコンクリートで固める地業工事までお伝えしました。
今回は、背筋工事の様子をお伝えします。
まず基礎の底にあたる底盤の鉄筋組みを行ないます。
縦と横の鉄筋は結束線で結んで固定します。
これは、鉄筋のずれを抑えるためのものです。
鉄筋の下にはサイコロ状のブロックが何箇所か見られます。
これは、スペーサーブロックというもので、鉄筋の下側のコンクリートの
厚みを確保することができるので重要なものです。
既存の立ち上がり基礎には、ケミカルアンカーを打ち込みます。
ケミカルアンカーは、強靭な固着力の他に振動や薬品にも強い性質を持っています。
これは、カプセル型になっていて、鉄筋を打ち込むとカプセルが割れて、
固着してくれる仕組みになっています。
鉄筋を組み終えるとコンクリートを流し込みます。
きれいに均して固まるまで乾燥させます。
建物の大事な基礎部分です。
当社では、一軒一軒のお家に対して一番良い方法を真剣に考え、
検査を行いプランニング・施工を行なっております。
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5月16日
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川島 三貴男