受け継いで更に素敵に
2018年12月21日
先代の建てた立派な日本家屋も経年による劣化が目立ちはじめ、
現在はお仏壇のお世話が中心になっておられる建屋。
雨漏りをきっかけに、玄関や応接間まわりなどを改装されることになりました。
玄関の素敵な天井や建具は一部そのまま利用させていただき、玄関の床板なども磨いて、ご家族の思い出の雰囲気を壊さず残すことにさせていただきました。
いくつもあった玄関収納はつき板を使った大きな収納に。
玄関の木製引き戸を新しくサッシにし、照明は壁に新しく設置しました。
床は墨色のタイルを。
少し段差があるので、アイアンの手摺もつけました。
お勝手へのドアは檜に和紙調のアクリルとアイアンの取っ手で新しく。
ご主人が「応接間からこのドアを通してもれる光とかがいい」と気に入って
くださった応接間へのドアなどもデザインをあわせて製作しました。
応接間は窓を断熱窓に取替、痛んでいた床壁天井の内装仕上げを変えました。
元々ある応接セットも張替され、その雰囲気にあわせて床板・じゅうたんや
カーテン・クロスに照明など奥様とコーディネートしていきました。
「なんか落ち着いてのんびりする場所になりました」とおっしゃっていただいて、
ほっと一安心です。