「真の日本の住まいの継承を目指す地域ストック活用改善事業」 を利用しての改修工事です。
この制度を利用すると、国から最大200万円の補助金が交付されます。
「真の日本の住まい~」の制度を利用するためには、
■必須項目として耐震評点を1.0以上にする
■その他の項目として和室や瓦などの“和”の伝統技術要素を残す
※耐震改修を検討中で、家に和室があるという方におすすめの制度です。
写真は解体後の様子です。
着工前に、建築時の図面や現地調査をして耐震診断をし、耐震補強計画を作成します。 けれども、耐力壁として大切な筋交いの位置は、建築時の図面に記載されているものと実際に入っているものとでは違うことがよくあります。
そこで、解体工事が終わり、躯体が見える状態になってから、柱や筋交いの位置を再度チェックして、 最終的な耐震改修計画へと進みます。
今回は基礎にひび割れがあったので補強をします。基礎は、建物の荷重や地震の力を地盤に伝える役目をもっています。 今回採用したのは、その名も「きそきょうこ」 分かりやすい名前ですね(^u^)
ひび割れ部分にエポキシ樹脂をガンで注入して、一体性を回復させます。
※写真に写っている注入口は、最終的に取り外します。
まだまだ工事は始まったばかり。工期は2ヶ月ほど。 営業・工務・設計で協力して、施主様に満足していただける現場にしていきたいと思います!